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「女性のひきこもり」の深刻さと、努力しない人もいる現実

<毒親、摂食障害、虐待、リストカット、PTSDなど、さまざまな問題を抱えた『ひきこもる女性たち』。「彼女たちの努力が報われる社会にしなければいけない」と感じさせるが、本書に描かれない”別の現実”も気にかかる>

『ひきこもる女性たち』(池上正樹著、ベスト新書)は、社会問題化して久しい「ひきこもり」問題における、女性のあり方を明らかにした書籍。著者は約18年にわたって「ひきこもり」事情を取材し、また当事者たちにまつわる活動や家族会をサポートしてきたというジャーナリストである。

読みはじめてすぐ実感したのは、「ひきこもり」のあり方だ。現実的には明確に定義づけられているとはいいにくいだけに、その存在は往々にして誤解されやすい。事実、著者は「ひきこもるという行為=扉の向こうでじっと動かずにいる人たち」ではないと断言する。部屋や家から外出できるかどうかで線引きしようとすると、本質を見誤ることになるということ。そして、そんな見解に基づく著者の定義は次のとおりだ。

「ひきこもり」とは、家族以外の外部の人たちとの関わりが途絶えてしまった「社会から孤立した状態」のことを言う。中には、家族との関係さえも途切れ、誰ともつながりがない人たちもいる。(29ページより)

当事者たちが訴えてくる内容の大半は、「どこにも行き場がない」「周囲の視線が気になって人目を避けてしまう」「なにもない自分を説明できない」などに集約されるのだという。

ただし、これが”一般的な”意味においての「ひきこもり」の話だということを忘れてはならない。女性に的を絞った場合、事情はまたややこしいことになってくるのだ。

2010年に内閣府が行った「ひきこもり実態調査」を見ると、「ひきこもり」層における女性の比率は3割強に止まるという。男性のほうが圧倒的に多いだけに、「ひきこもり=男性」というイメージが強く、苦しむ女性の声がかき消されてしまっているということだ。

ところが現実には、「毒親」を抱えていたり、「摂食障害」や「虐待」「リストカット」「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」などさまざまな問題を抱えたまま「ひきこもり」状態になっている女性が多いのだそうだ。

また、自ら公開している読者専用メールアドレスを通じて彼女たちの声をすくい上げている著者によれば、その年齢層も30代前半から40代後半までと幅広い。さらには、「ひきこもり」になりやすい女性に、ひとつの傾向があることに著者は注目している。

ひきこもり状態の人々に多く見られる傾向としては、研ぎ澄まされた感受性を持ち、カンがいいために、人一倍、周囲の気持ちがわかり過ぎてしまうという特性が挙げられる。 それだけに、自分の望みを言い出せず、逆に相手に頼まれると断れないまま、気遣いし過ぎて疲れてしまう。そして、自分さえ我慢すれば、すべて丸く収まるからと納得のできない思いを封じ込めて、社会から撤退していく。そうした真面目な人々という像が浮かんでくる。(31ページより)

なお、上記の考え方を前提としたうえで納得させられたことがある。「いい子にならなければいけない」という気持ちを抱きながら育った結果、「ひきこもり」となってしまった人が少なからず存在することである。第2章「彼女たちがひきこもる理由」で紹介されているCさんがいい例だ。

子どもの頃、喘息を患っていた。6歳のとき、知らん顔して寝ている父親の傍らで、母親はCさんを背負って医師の元に連れて行く途中、転んでしまった。Cさんは申し訳なく思ったことを今でも覚えている。そのときから、「いい子にならなければ……」の思いを強く持った。(84〜85ページより)

中学のころは、管理教育と校内暴力が問題化した時期だったが不登校の選択肢はなく、「学校に行けなければ、人生は終わりだという空気があった」と、彼女は当時を振り返っている。

Cさんは、手抜きができないから、宿題をすべて一生懸命頑張った。学校でもいつも緊張していて、軍隊調の指示に、顔が引きつっていたという。 バカがつくほど真面目に先生の言うことを聞いていた。周りを怒らせないように、ひたすらいい子。言うことさえ聞いていれば、周りが丸く収まる。決して怒られることはない。(85ページより)

真面目に対応しすぎたことが疲れた原因だと振り返るCさんは、中学生の段階でエネルギーを使い果たし、うつ状態になってしまう。そればかりか高校に入ってからは、「あなたは、なにをやってもダメな子だ」と責める母親を筆頭に、家族全員から精神的虐待を受けたのだそうだ。また就職も、「大手企業に入れ。会社は大きくなければダメだ」と主張する父親の言葉に影響されるまま大手に就職するも、精神を病んで退職することになる。

「私がたぶん、社会人としてやっていくだけの精神的成長がないまま出ちゃったので、自分が未熟だからやって行けないと感じていました」という言葉は、ひきこもり問題を考えるうえで決して無視できないはずだ。

彼女のように、親や環境から悪影響を受け、そこから逃れられないまま大人になったものの、うまく社会生活を送ることができない人はきっと多い。だから、それが「女性のひきこもり」問題としてクローズアップされなければならなくなったということである。

ひきこもっている人たちの状況は多様だが、その背景を丁寧に探っていくと、実は、こうした過去のトラウマ(心的外傷)を抱えたまま、心を閉ざし続けているようなケースが少なくない。トラウマには、PTSDのほか、解離症状、抑うつ症状などもある。(178ページより)

そういう意味では、彼女たちの声を聞き、その思いと向き合う著者の取り組みは評価されるべきだ。そして、その役割を担う人間は、今後もっと増えていくべきだろう。彼女たちの努力が報われる社会にしなければいけない。本書を読んで、そう強く感じた。

だがその一方、本書の主張が理にかなっているからこそ、気になる”別の現実”もある。私から決して遠くない位置にも1人ひきこもっている女性がいるのだが、彼女の生活は、本書のどの女性とも当てはまらないのだ。

ここに描かれているのは、なんとか現状を乗り越えようと懸命に生きる女性たちの姿である。前向きに努力しているのに、それを許さない。そんな社会の歪みに問題があることを指摘しているからこそ、説得力がある。

ところが私の知るその女性についていえば、20代のころから40代後半になる現在までずっと、「怖くて働けない」と言い訳のように繰り返しながら、どっぷり両親に依存しているのである。親もまた、そんな娘に危機感や疑問を抱いていないように見える。

本書に登場する女性たちが懸命に生きようとしている一方、努力しようという意思を見せないその彼女のようなタイプもいる。だとすれば、ここに描かれていない現実は、もっと深刻なのではないかとも感じてしまうのである。

 

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